
インターネット通販の荷物が増加しヤマト運輸が1990年以来27年ぶりに送料を値上げすることが正式に発表されましたね。
いままでもヤマト運輸さんの宅配サービスは時間指定も夜間や土日配達もなるべく迅速に対応していただきネットショップ運営者にとってありがたかったです。
その分、やはりドライバーさんにも負担がかかっていたことも事実で…消費者からするとふざけんな!とか値上げ反対!など思うかもしれませんが、良いサービスを提供するためには致し方ないことだと思います。
ヤマト運輸送料値上げによるネットショップの対応
実はヤマトさんだけではなく過去にも、ガソリン代が値上げしたときなどに、運送会社さんから送料の値上げを言われたことがあります。さらにいうと自分自身も製造業をしていたので材料の値上げがある中、
他店と価格競争をすることにハマり込んでいたため、安売りをして値段を上げると売れなくなるので販売価格を上げることが難しいという経験をしています。ですから業種違えど同じ悩みだよね…値上げを理解しようという視点があるからかもしれません。
私の場合はそういった過去の失敗から、売価を決める際に
- 送料が値上げするリスク
- 材料代が値上げするリスク
- 値段は二の次で選んでいただく
- 理解できる伝え方をする
ということを意識しています。
今回は、ヤマトさんだけは表だってニュースになっていますがそれに伴い他社さんも値上げ依頼をされてきましたので、送料と売価を上げることにしました。それで売れなくなるのは仕方がないという気持ちで、赤字になってまで売るのは止めにしています。運送会社のドライバーさんにも気持ちよく集荷に来ていただけるようにするために交渉事も話し合いお互いが納得する内容で受け入れています。
そうすることで仕事が円滑にストレスなく進み結果お店の評価が上がるのです。
ですので、これからネットショップをする際の送料を決める時も、
- 値上がりがあるリスクを考慮しておく
- 値上げしたら売れなくなるような商圏をメインに仕事をしない
- 商品の価値を伝えるスキルを身に着ける
事を意識するとよいですね
11年ネットショップをしていると今まで何度も値上げや値下げ、経験しました。慣れもあるかもしれませんが、もし他社と同等品を販売していて、値上げして一時売れなくなったとしても、無理している業者もいずれ値上げするか潰れてしまうので値上げしたことが標準価格になりまたお客様は帰ってきますし、しっかり信頼を結んでいればお客様も送料という選び方をせず、商品を観るという理解してをしてくださいます。
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