上場企業を辞めた会社員の告白

野菜・農作物直売所で売れる野菜と出品リサーチ方法

目安時間:約 16分

このページでは野菜やお米、加工品を直売所で販売することの戦略や活用方法を知り実践していくことで、農作物を作るだけではなく売れる農家になるための基礎の基礎を解説していきます。

 

まず慣れないインターネットを使うのではなく、農家さんであれば今されていること、そしてこれから脱サラ農業で取り組みやすいことに対して、売れるための工夫をこらして売上アップを図りましょう。

 

このページで説明することは決して難しいことではありません。知っているか知らないかの差だけで売上率が変わるのです。知った瞬間から、規約に反しないできる限りのことを取り入れて売上アップのための実践をして下さい。

 

わからない、できない、行動しない この思考は野菜の直売で儲けることを挫折する原因になりますので今は種まきの時期と考え着実に進めて行きましょう。では、本題に入ります。

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野菜・農作物直売所で売れる野菜と出品リサーチ方法

野菜直売所の特徴を知ろう

直売所はあなたの野菜を売ってくれるのではなくて、売り場を提供して手数料をいただく委託販売業(仲介業)であり、あくまでも売主はあなただということを
理解しましょう。実質、利益を出して売るための努力は自分で考える必要があります。さらに野菜直売所は場所により条件や特徴が違います。

 

  • 運営者(市町村・民間・JA)
  • 規約(手数料・JA加入者限定など)
  • 来店数
  • 客層
  • 出品農家層
  • 売れる野菜

がそれぞれ違うので書籍などで勉強して直売所に出荷さえすればいいなんて何にも考えずに並べているだけでは、価格競争に陥ったり捨て値で出荷してしまったりと、作ったものを余らずに売れたらいいなと出荷している状態に成り兼ねません。

 

今、多くの方が

 

  • 年金暮らしの高齢者が趣味で安く出しているから売れない
  • 収穫時期が重なると、商品が溢れて売れ残る
  • 直売所に惰性で出している

 

このような状況で出品している現状もあり…
これから取り組む場合には直売所の特徴を捉えた上で出品方法に工夫をするということを常に考えて行きましょう。
あなたは趣味ではなく野菜を商売として売りたいと思っているのですからきちんと売れないと意味がありません。これからお教えする売れるための戦略はあなたが参入する直売所の参加条件などをきちんと調べた上で、実践して下さい。

 

  • 電話で直接聞く
  • インターネットで直売所の名前を入れて検索して規約を読む

 

などできることはたくさんあります。

 

ただやってはいけないのは、実際に出品している人の意見のみを聞いて勝手に判断する。ということです。経験者の意見を聞いくことは正しいですが、

 

  • 実は規約違反に気づいていない
  • 本当はしてもいいことなのにしてはいけないと思い込んでいる

 

ことがあるからです。

規約とは?…

直売所に出品するにあたってのルールで各直売所により内容が異なりますのであなたの出品する直売所に確認をしましょう。

なぜかというと…

 

これから売れていくにあたり、あなたが目立ち始めた頃、それを面白く無いと思うライバル農家が、重箱の隅をつつくようなことをしてくることも考えられますよね。嫌がらせや噂を立てられた時にも堂々と商売が出来るようにきちんとした規約(ルール)を把握しましょう。

 

逆に、皆と同じことをしていれば安心っといった慣れ合いや目立つことを避けたいという控えめな感情を出来る限り避けることをオススメします。それで皆で低価格出品、小遣い稼ぎの年金生活の高齢者と価格競争をすることはビジネスになりません…。売れるためのビジネスに仲良しごっこは要りません。

ともに成長するというスタイルなら一緒に飛躍できますが足の引っ張り合いは避けましょう。

 

野菜の直売所の来客の特性をリサーチする

 

あなたが出品する予定の直売所の

 

  • 来客数
  • 客層
  • 売れる時間帯
  • 売れる野菜

リサーチしましょう。

 

直売所によってはデータをくれる所もあるそうですが実際に目で見て、耳で聞いて調査をすることが大事です。

 

直売所の来客数をリサーチする

都心部に近く人口も多く農家さんの少ない地域の直売所は非常に人気が高く、多くの野菜を出品しても完売できる確率が高いですし、道の駅や観光地など、人がたくさん集まる場所も人気が高い直売所です。当然、出店希望の農家さんも多いのですが…。

 

逆に人口も少なく、周りも農家が多い直売所は都心部の直売所と同じ考えではいけません。直売所は売れるよーっと言っている人がどこの直売所に出しているか
っということも意識して話を聞いたり情報収集しましょう。ですので本だけを鵜呑みにするのも商品や場所の違いで全く効果がないこともあります。

 

あなたが農作物を出品しようとしている直売所の来客数を知るためには、直売所に足を運び実際に見学することが大事です。もちろんずっと突っ立っていると怪しいので、そこのところは後に説明する売れる時間帯などと併用してうまく調査してください。

 

直売所に来る客層をリサーチする

あなたが出品する直売所の客層を知りましょう。

 

  • 子育て世代のサラリーマンの家庭
  • ご年配
  • 仕事帰りの人または独身
  • 農家が近所にある
  • 富裕層
  • 観光客

など直売所には客層があります。細かく言うと自転車で買い物に来る人が多いのか、車で買いに来る人が多いのかバスで買い物に来る人が多いのか、そういったことでも変わります。

 

何が変わるの?買いたいものは同じでしょ?!

 

と思うかもしれませんが、欲しいものと実際買うものは違います。もし自転車やバスや徒歩のお客様は 大きなスイカは買いたいけど持って帰るのに大変だから買わないことが多いのです。独身の方も同様、大きなスイカを買っても食べきれないので買いません。

 

逆に車で買いに来て、かつ家族が沢山いる家庭の人は購入されやすいのです。そして有機野菜などを販売したい場合、富裕層や観光客には受けもよくそこそこの値段をつけても 体に安全で美味しい野菜 ということに重きをおいたり、都会のスーパーよりも安く購入できるのであれば喜んで購入してくださいます。

 

しかしながら、ただ安い野菜がほしいと思っているだけの客層には有機野菜などの価値を見出してもらいにくく、農家さんなどが沢山いる地域密着型の直売所だと、趣味で作っていて安く販売している人達の中に、これは他のと違うのだと、高いものを並べても『あそこの農家は儲けようとしている』など心ないことを言われ兼ねません。それが嫌で泣く泣く安い野菜と値段を合わせて販売している人も実際にいます。

 

そこで直売所は儲からない…だからネット販売で全国の人に販売したいと考える農家さんも増えてきました。直売所の特徴を知り、それに合わせて出品するために、客層と次に説明する売れる時間帯や売れる野菜についても学びましょう。

 

直売所で売れる時間や時期をリサーチする


直売所の客層と同時に売れる時間帯を把握しましょう。

 

観光地や都心部だとオープンしてから閉店まで来客はありますが場所によっては午前が賑わったり、昼が賑わったりします。そして、仕事やパート帰りの人が多いと夕方からが賑わう所もありますね。直売所に出品すると、売れ残りはその日のうちに引き取りに行くことが原則となっている所が多く、夕方になる前に早々と引き取りに行く人もいます。

 

遅くなると自宅でのご飯の準備や家族の用事のために早く引き取りに行かざるをえない状況の人もいますが、もし夕方でも来店のある直売所だと引き取り時間ギリギリに行かれるなどして、先に引き取りに行ったライバルが減った時にも1つでも多く売れるチャンスになります。

 

他の農家さんから売れ残っているように思われそう…なんて見栄をはらずに求めているお客さまのニーズに答えることも必要で、ライバルが少ない分、名前を覚えてもらえるチャンスでもあります。自分都合ではなくお客様の立場も考えることを意識しましょう。

 

そして時間だけではなく、売れる曜日も調査しておくと良いです。土日に車で来るお客様が多いのか、平日の仕事帰りの人が多いのか、土日の観光客が多いのか、オフィス街に近い場合だと土日は売れないなど直売所の場所や客層によって違いますので、平日と休日の動きを把握しましょう。
そして次に売れる時期です。

 

人が売らないときに出品しよう

ライバルと差をつけるためにはぜひ調査していただきたいのが、何月という旬を意識するお話だけではなく、天候やイベントを意識することです。通常高齢者がお小遣い稼ぎ程度に直売所に出品している場合、雨の日や雨の次の日には畑に出ない人が多いです。

 

理由は足元の悪さや、濡れた野菜などを綺麗に拭いて出荷する作業がめんどうとか疲れるので無理できないというケースが多いのです。そのため直売所には野菜が少ないので、あなたが出品すれば売れる確率がぐんと上がるのは想像できますよね。さらにいつもより多く出荷すると販売所を占める割合が増え、ライバルがいる時と比べ売上が3倍にも5倍にもなることが可能です。

 

人が売らない時に売れる

 

と言うのは野菜だけでなくどんなものでも共通している強みであります。ここを活用しない手はありません。確かに手間がかかるかもしれませんが売れるためです。周りの皆と同じように雨の日はやめておこう…という考えでは商売意識が低すぎます。

 

更に近くで何かのイベントが有り来客が多くなると見込める時には多めに出すなど工夫をしましょう。マラソン大会が近くで行われ、沢山の人が集まる日です。そして大きな狙い目は…地域のイベントが有るときや高齢者の寄り合いなどがある日です。ライバルである人は皆イベントを優先に出てしまうので、畑仕事も休みますので直売所に野菜を出品することがぐんと減ります。

 

雨の日同様こういう時は非常にチャンスなのでカレンダーや地域のイベント表を見ながら常に売れるチャンスにアンテナを張りましょう。冒頭でも言いましたが、皆と同じことをしていては、今までと変わりません。商売意識を身につけて、売れるために人より研究しましょう

 

この時に周りの農家さんに何か言われるのでは…と気にしてしまうかもしれませんが仕事として大事なのは同業者ではなくお客様の方を向くことです。お客様に求められることをすることに目を向けると自然と売れる力も身についてきますし、良い仕事が出来ます。そうすることで周りの声も変わってきます。

 

ネットを使うなど自分がしたことがない新しいことをしなくても、従来の農家さんが通常の仕事の延長線でできること、ちょっとした気配りや意識により売上が上がるのです。

 

売れる野菜・儲かる野菜をリサーチする

野菜の直売所で売れる野菜・儲かる野菜は地域によって変わります。

 

農家が密集している地域だと作られるものもだいたい同じようなものが多いので店頭には同じ野菜がてんこ盛りに並びますよね。そこで消費者の目で見ると、野菜を選ぶ基準は安くて沢山入っているかという部分が多くを占めます。その次に好みの大きさかどうか、見た目が綺麗かということを見られます。

 

そう、いくら美味しいものを作っていて自分のものは美味しいのだよ。と思っていても沢山同じものが並んでいる中で選ばれる基準は

 

  • 値段の割に得か
  • 自分が求めるものに近いか

が大事な部分になります。

 

続いて値段ではない買い方で言うと大きさを意識することです。

 

太いきゅうりが好きな人もいますが細いきゅうりが好きな人もいますし、一人暮らしなら大きな玉ねぎが5個入っているよりも小さな玉ねぎが10個入っている方がいいなど、家族構成によっても好まれる大きさがあり、ただ詰め込んで沢山出せばいいということではなく、消費者の求めるものをちょっと意識することで選ばれる確率が高くなります。

 

あと、その地域で好まれる野菜もチェックしましょう。細かいことを言うと、日本料理をきちんとされている家庭が多い地域だと里芋やれんこんやタケノコなどの手間が掛かりそうなものでも売れますがどう調理していいかわからない、手間のかかる料理をしている時間もないという消費者が多い所だと売れ辛く、アク抜きなどの加工を施していると楽に調理されるため好まれることもあります。

 

加工品の販売に関しては保健所の許可や届け出が必要なこともありますので必ず確認をして下さい。グーグルやYahoo!検索などで『食品加工販売許可 ◯◯(←市町村名)』などで調べることができます。

 

昼を過ぎた頃にどんな野菜が減っていてどんな野菜が売れ行きが悪いかをチェックしたり、なぜ特定の人の野菜だけが売れているのか?というチェックも忘れないようにして下さい。他の人が販売していない珍しい品種を販売するのも効果的ですが調理方法が分からないなどの理由で手にとって頂けないこともあるのでレシピを置いておくことで作ってみよう、と購買意欲を刺激しましょう。

 

  • 直売所の特徴を調べて客層をつかみ必要と思われる野菜の出品の仕方を工夫する
  • ライバルがいない時やイベントの時期を見計らい出品する
  • お客様が好み、求める形に対応をする

ことで他人と差をつけて売上アップに取り組みましょう

⇒ 野菜・農作物直売所で更に儲かるための方法・リピート客を獲得しよう に続く

 


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