
農作物直売所で売れる野菜の出品リサーチ方法の続きです。
直売所での販促方法は言葉では簡単にいえますが、規約だけでなく雰囲気や暗黙のルールがあり実践しにくいところもありますので、あくまでも参考に、もしあなたの地域で可能であれば取り入れてみてください。
野菜・農作物直売所で更に儲かるための方法
お客様に選んでもらいやすい工夫をする
沢山の生産者が出品している中で埋もれてしまわないようにする工夫をして手にとってもらいやすいようにしましょう。ただし直売所によって規約がありますので事前に確認をして下さい。
※浮かんだアイデアをやっている人がいないだけで禁止されていないのであればチャンスです
- パッケージに目を引くシールを貼る
JAなどの資材売り場や店舗用のグッズで販売されているシールがありますよね。販促シールというものです。知らない場合、楽天市場で調べてみましょう
⇒ 楽天市場 にアクセスして、トップページの検索窓に販促シール 食品 と入力するとこのような検索結果がでます。
値段なども調べられますので 楽天市場 で検索してみましょう。
コストが掛かって面倒…と思うかも知れませんが、このシールは◯◯さんが作った野菜だ!とわかりやすくなり、ファンの獲得にもつながり、ファンになるということはまた購入することにつながります。コツコツ地味な工夫が顧客化になることがあります。
次の購入に繋げる工夫をする(リピート・顧客化)
通常の販売だと生産者のバーコードシールを貼るだけですから購入していただいたお客様にまた購入をしていただこうと思えば、お客様がシールを見て名前を覚えて、また直売所に足を運んだ時に見つけてもらうしか方法がありません。
そしてお客様もよっぽど劇的な感動がないと、またあなたの野菜を買いたいと思ってもらえず、たまたま直売所で並んでいる野菜をまた購入するだけで、あなたの顧客になったわけではありません。あなたの顧客にするためにできる工夫を考えていきましょう。
- 野菜の袋の中にメモでアピール
メモでお礼を書いたり、レシピを書いたりして、あなたを覚えてもらうのです。もちろん数が多くなると大変なのでコピーをして活用しましょう。
ありがとうございました
の一言でもいいですし
お口に合えばまたご購入いただきますと嬉しく思います
など記載をして、できればメールアドレスやホームページのアドレスなどあると、ホームページを見て頂くきっかけになり、次からは直接あなたから購入していただけることもあります。別ページで記載するフリーマーケットを活用する方法の解説やメールマガジン戦略の記事と合わせて活かして下さい。
メールマガジンなんてしている人がいないよ?
と思うかもしれませんが野菜以外で考えてみて下さい。スーパーでもポイントカードを発行したり美容院でもハガキなど送って来ますよね。ダイレクトメールといえばわかりますね、それはまた来店していただくためで、DMを送ることでお店を思い出してもらうのです。これを繰り返しリピート客が増えれば増えるほど安定します。
他社に依存しない販売方法を作る準備をしていく
直売所は、手数料を払い場所をお借りしているだけの話で、作って販売しているのはあなたです。ですが売り場依存の事実は否めません。もし、直売所が閉店したら??今後はあなた自身で顧客をきちんと作っていかないといけませんよね…。
今後自分で販売することに力を入れていきたいのであれば販売して終わり、それだけではなくリピートして購入して頂くための工夫を積み重ねていきましょう。リピート数が安定すると生産する際にすでにお客様がいるということで事業計画が立てやすくなります。
顧客を作るというのはインターネットでも対面販売でも同じです。まず、お客さまにあなたの野菜を選んでもらう窓口を作ること、そしてまた購入してもらうようにアピールするこれを意識して下さい。
おいしい野菜を作っても忘れられると探していただけません…。
直売所の規約などでシールやメモが禁止されていないか、確認をしてくださいね
このページでお伝えしたことは、難しいことは全くなく、日々直売所に出していることに知恵と工夫を加えるだけです。
ただ出品しに行くのではなく、周りを見渡して、リサーチをして他の人よりも自分の野菜をもっと売れるようにするためには、お客様がまず多くの商品の中から手に取ってくれて、継続して自分の野菜を選んでくれる顧客にするっという意識を忘れないで下さい。他の人がやっていないから…目立つのはちょっと…という遠慮をしていては、一向に埋もれたままで終わりです。目立ってこそ売れるきっかけが掴めることも勇気を出して体験してみてください。
では次は