なぜ田舎暮らしをしたいのか?理由ときっかけを自覚する

このブログは田舎暮らしをしたい方や田舎移住の情報を検索している方に向けて記載していますので、理由を自覚する大切さについて少しうんちくというか屁理屈というか小難しい内容になりますが、田舎暮らしをした後に、こういうことか!と思い出していただければ嬉しいです。

田舎暮らしをしたい理由ときっかけを自覚する

田舎暮らしをしたい理由は具体的に目的がある場合と、何となく田舎暮らししようかなという動機や、今と環境を変えたい方など様々です。

田舎暮らしをしたい理由により情報収集が変わる

  • 田舎暮らしで農業や漁業・工芸などしたい仕事が明確にある
  • カフェやレストラン、ペンションなど経営したい
  • ゴルフやサーフィン・スキーや登山やダイビングなどアウトドアのアクティビティを仕事にしたり、趣味が近場でできるところに暮らしたい
  • 子育てを自然に近い環境でしたい、通う学校や保育園が田舎にある

など具体的に目的がある場合には調べる内容も情報収集も的確だし住まい探しも仕事探しも迷いなどは少ないですが、

  • お金がなくても心豊かに暮らせる自給自足生活をしたい
  • テレビやYouTubeでの田舎暮らししている人が楽しそう
  • ブラック企業で働いて精神的にも時間もゆとりがないから会社を辞めてリセットしたい
  • 職場での人間関係がうまくいかないため人の少ない田舎で過ごしたい
  • 今の自分の生活環境を変えたい

といった感情的なきっかけの場合はその日の感情や、得た情報により左右され目的がなかなか定まらずに時間だけが過ぎたり正常な判断ができないまま勢いで田舎暮らしをして後悔することにもつながります。

また具体的なことが決まっていても、自分では気が付かない根本的な理由にメンタル部分が潜んでいることがあります。その部分を自覚することで、より楽に田舎暮らし計画が立てれますし、実は移住をしないほうが良いと気づくこともあります。

田舎暮らしをしたい理由を自覚することで失敗や後悔が軽減する

田舎暮らしをしたい理由がその地でしかできないこと、その地でする方がよいこと、個人個人の望む仕事や生活に適した場所があり表向き明確な理由があるのでそのための場所を選んで準備していくので比較的その段階では失敗は少ないとはいえるし移住してよかったという声の方が多いと思います。

しかし、もっと掘り下げていく作業をするとすれば

なぜ農業をしたいのか?なぜ趣味を仕事にしたいのか?という具体的な理由の根っこの方に感情的な部分が潜んでいる場合(のんびり自然に囲まれて暮らしたい、ストレスなく暮らしたい、マイペースで仕事をしたい、好きなことを仕事にしたい)などを自覚しておく方が様々な壁にぶつかった時に自分の中で対処できます。

都会で育ち働き、その後に都会を離れて田舎暮らしをしたい、田舎移住をしたいと思う方は少なからず、現状に悩みや問題がありその回避のために周りも自分も納得いく理由を前に出してポジティブに田舎暮らしの構想をしているのです。それは決して悪いことではありません。ただただそのことについて自覚(認知)をするということが大事なのです。自覚している場合には

  • 美味しいパンを作るために水や食材の美味しい地域で開業したい
  • 陶芸や木工をするのに土や木が適したところで工房を構えたい
  • スキーやスキューバダイビングのインストラクターをするのに近場で暮らしたい
  • 心身の健康を考え身体によい食材を作りたい・子供に食べさせたい
  • 自然豊かな環境で子育てする幼稚園や学校が地方にある
  • お金のために働く必要がないのでゆっくり田舎で暮らしたい

もちろん誰しもがではありませんが、本人にはその根っこの悩みに気が付かないものなのです。

  • 地方の産業を元気にして助けたい⇒自己顕示欲を満たしたい
  • 生活費がかからない生活をしたい⇒都会の低収入生活が限界だった
  • 農業をしたい⇒人と関わることが苦手だった
  • 嫌な職場を仕事を辞めて好きな趣味を仕事にしたい⇒適応障害だった
  • 自然に囲まれ健康的な生活を送りたい⇒うつ病や依存症を抱えている
  • 田舎の人々と穏やかに暮らしたい⇒アダルトチルドレン・カサンドラだった
  • 人混みや臭い、ごちゃごちゃした街並みが苦手⇒ADHD傾向がある
  • マイペースに暮らしたい・会社のルールが守れない⇒ADHD傾向がある

こういった精神的なことや脳の特性により生きづらさを感じている自分を変えたくて行動をしていることです。

都会で生きづらさを感じて田舎暮らしは成功するか?

生きづらさを田舎暮らしをしただけで解決するわけではありません。田舎でも都会でも行動の自覚の有無で改善に向かいますが気が付かない場合には常に同じ繰り返しをしてしまいます。回りくどくてよくわからない…とお思いかもしれませんので別記事で具体例を挙げてみます。


田舎暮らしの失敗談はいくら田舎暮らしが好きでも経験者なら一つは持っています。失敗をそのままにして嫌な思い出にするか、失敗は過程として田舎暮らしを楽しく続けるかは人それぞれです。


田舎暮らしをしたい・田舎移住で第二の人生を始める際の基礎情報を記載しています。田舎暮らしに失敗して後悔することを軽減するために大事なことは情報を正しく取捨選択して自分で判断をするということです。

田舎暮らしのいいところも悪いところも含めトータル的に田舎の方がよいと思って暮らしている個人的見解ですが少しでも参考になることがあると幸いです。相談してみたいこと、取材依頼などはお問い合わせフォームからお願いします。