田舎でアナログ仕事に固執するのは古い

田舎暮らしは都会の喧騒とは違い静かでゆったりしたイメージにあこがれることも多く、デジタルとは切り離れた仕事をした生活を望む人もいます。私自身もネットが急激に普及する間に田舎暮らしを始めた際にはネットなんて…と拒否反応がありましたが、現代都会で育ちデジタルが当たり前の人たちが便利と共存して田舎で仕事をすることに成功しています。

※電磁波で身体に影響があるという方は無理なさらず体に合う暮らしを優先してください。

田舎でアナログ仕事に固執するのは古い

自然と共に暮らす生活でもデジタルは不可欠

田舎暮らし、農業といえば、デジタルな世界と縁遠いと思われがちですがドローンや無人の機械など、農業にはたくさんの新しい手法があったり、飲食店の支払いが電子マネーだったりポイントカードやアプリの種類も増え、自分に興味がなくてもお客様が必要な場合には導入しないと不親切になるほど…田舎でこれからITは必要不可欠だと私は思っています。中には電波の届かない山で民宿を経営して手紙だけで予約を取る老夫婦や、口コミだけで成り立つ山の上のお蕎麦屋さん等も存在しますので100%必要ではありませんが、結局本人が携わらなくても口コミや情報はネットで知った、ということがあります。現にあなたも、このブログを読んでいるのはインターネット経由ですよね。このように今の時代はインターネットを駆使して情報を配信、収集します。ですからパソコンなんて苦手だ!と思っていらっしゃれば最低限のスキルは身につけておくことをお勧めします。

なぜなら、今は病院の予約もネット予約、公的な書類提出もネット経由、資格試験もネットにシフト中、外に出るとレジの会計も自動化など生活にデジタルがどんどん入り込んでいるので生活する上で新しいことを取り入れることに慣れる自分を身に着けておかないと老後に一人になった場合、とても苦労することにもつながります。(これは都会でもそうで、今自分の母もネット関連のことが全くできないので私が様々なサポートをしていますが、自分が高齢者になった時にはもっともっとITが進んでついていくストレスに見舞われるんだろうなと実感しています。)

田舎でデジタル生活が必要な理由

いまは経理もパソコン、確定申告もパソコン、とIT化が進んでいます。都会だと当たり前なのでご存じですよね。都会と違って田舎では不便で必要なものが売られていないこともあります。そういう時に、時間とガソリン代をかけて遠い町まで買いに行くことを考えたらインターネットショッピングで注文することがすごく便利なのです。私の町には本屋がなく、100%ネットで購入していますし映画館もないのでネット配信が始まった映画をネットで見ることもありますし、数少ない汽車の時間などもネットで調べています。このように小さなことから大きなことまでインターネットを使うことで田舎での生活が便利になります。

それに疲れて田舎で静かに暮らしたいという人が間違っているわけでも否定しているわけでもありません。むしろその気持ちはすごくよくわかりますし、圏外でほっとする自分もいた事実もあります。ただ個人的には、デジタル環境を全く遮断をするよりはうまく取り入れたほうが安心感があると思います。先ほども書きましたが今後の未来もっとデジタル化していく中で公的機関、公共機関、民間施設の変化についていけないとライフラインに支障をきたすことも起こりえると想定しているからです。

(ちなみに私は仕事ではネットを使いますが、個人のSNSはやっておらず実際に自分を知る人とのつながりは一切遮断していて気が楽です。デジタルが嫌なのは実は人とのつながりに疲れた人もいると思うのでその部分だけ無くすと解決できるかもしれません)

情報配信や自分で販売するためにインターネットを使う

田舎で商売をしているのであれば、あなたがこのホームページに訪れたように、あなたもホームページで 情報配信をしながらインターネットで野菜を直売する方法やカフェや趣味のスクールに来て頂く方法を覚えて活用しましょう。インターネットで集客、情報配信するというのは大きな可能性があり、狭い地域ではなく全国に見込みのお客様がいることは田舎暮らしで仕事をするのに非常に助かるツールです。

苦手であれば家族に教えてもらう、ネットで学ぶなどして日々触れておくと覚えていきます。田舎で商売するのであれば名刺代わりにもなり、営業マンにもなるネット集客はやっておいて損はないですし、従業員を育てるようにあなたの脳をコピーした頼もしい右腕となってくれます。

もちろん、体の問題、心の問題がありアナログでいる必要がある人にはお勧めしていませんし、生活していくうえでご自身が全くストレスを感じないのであればアナログでも成り立ちますし、そういう方も実際にいます。


田舎に移住をして商売をしたいとお考えの方に向けて、一般書籍や自治体の情報だけではイメージできない田舎で独立起業・商売するための主な基礎知識として

  1. 田舎ならではの集客方法を取り入れる
  2. お金を出さない田舎の節約生活の地域性を知る
  3. 田舎で安定したリピート戦略を取り入れる
  4. 田舎で商売をし足りない収入源をどう補うか念頭に入れる
  5. 田舎でアナログ仕事に固執するのは古い
  6. 田舎で商売するための移住先を決める際に知っておくべき5つの条件

といった6つのポイントを記載します。一般の集客や経営の書籍では都会基準のことも多く、それを鵜呑みにすると田舎では通用しないこともたくさんあります。教科書通りでは行かない田舎での商売について一つでも参考になると良いです。